日本が比較的治安の良い国であると言われていたのは、平成元年ころまでです。

資料によると昭和23年から平成元年の40年間では、
①:一般刑法犯の発生件数は平均140万件 
②:凶悪犯罪の検挙率は80パーセント
③:一般刑法犯の検挙率は60パーセント台を維持していました。

しかし、平成13年以降は、犯罪発生率は240万件(①の2倍)に急上昇し
検挙率も20パーセント台に低下しています。(犯罪白書より)
なぜ、このように状況が変化したのでしょうか?
一つには、平成13年7月19日付けの警察庁長官の記者会見が上げられます。
ここで、当時の田中節夫長官は、「(急増したのは刑法犯の9割近くを占める窃盗犯で)
警察だけで対応するのは難しい。
地域住民による、自主的な、安全・安心な街づくりが大切だ。
などに期待している。」という話がありました。
(平成13年7月22日付 朝日新聞)

凶悪犯罪の増加に苦慮した警察が、
捜査の主力をそちらに向けざるを得ない状況になっていたのです。
このような状況は、現在も変わりません。警察庁の資料によれば、
平成14年度の主要犯罪数の86パーセントは「窃盗」なのですが、
検挙率は19.8パーセントぐらいです。
私たちの身の回りでおきる窃盗事件は80パーセントも未解決になっているのです。



私たちは、自分自身の周りは自分たちで守らなければならない時代に生きているのです。
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